コミュニケーション能力が強み!は危険?

2024年度卒の就活もいよいよ本格的に!!

大学のキャリア教育の授業では、社会人に求められる能力、資質の1つとして
ここ何年も「コミュニケーション能力」を掲げているものの
個人的にはちょっとした違和感が・・・

学生達は口を開けば、自身の強みにそれを挙げますが

①コミュ力があるか否かは面接でわかる(あえてPRしなくてよい)

②限られた人間関係の中でのコミュ力になっていないか?

特に②に関しては、私が最も懸念する点で

似たような年代、価値観、コミュニティの中でのコミュ力は
果たして真のコミュ力かと言われると・・・・?

かくいう私も専門学校で教員をしていた頃、上司に
「もっとコミュ力を鍛えなさい!!」と言われ落ち込んだ苦い思い出があります(笑)

社会とは、仕事とは意識的にではなく、偶然に集まった集団です。

価値観も、バックグラウンドも、立場も年代も何もかもが違います。

その環境下で、意識統一をはかり、同じ方向性を目指すには
互いに歩み寄り、尊重しあい、時に自身の心に折り合いをつける必要があります。

ましてCAともなると、毎回のフライトでメンバーが異なり
国籍や文化、言語等が異なり、限られた時間と空間の中で

安全運航と最高峰のサービスを目指さなくてはなりません。

真のコミュ力を磨く為にも
馴れ合いの環境、関係から脱し、自らアウエイな環境に飛び込む気概を
忘れずにいたいですよね!(^^)!

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