先日、母校であるプール学院中学校で、エアラインセミナーを実施した時の事。
中学生対象という事で「日本の航空会社」に的を絞って説明したものの
改めて、その企業数の多さ＝チャンスの多さに
今CAを目指す人達を羨ましく思いました。
大きく分けて・・・
◆JALグループ
◆ANAグループ
◆その他
で約２０社ほど。
誤解を恐れずに言えば、ある特定の「会社」ではなく「CA職」にこだわるとするなら
必ずや自分に合う会社に巡り合えるのが、今のエアライン受験の良さではないでしょうか？
だからこそ、「自分を知る」「企業を知る」という事はとても重要になってきます。
私の主観としては、JAL/ANA本体は、やはり「総合力」が求められ
すべてにおいてバランス感覚が必要となるので、ハードルは高いと思います。
一方、それ以外の航空会社では「私はこれ！！」という何かしらの強みが
受験する会社にマッチしていれば、納得のいく結果が得られるのではないでしょうか？
現在ジェットスタージャパンの募集が出ていますが
今回は「未経験者限定！」ですよね？
そこにどんな意図があるのか、教え子（元ジェットのクルー）に尋ねたところ
「会社のやり方に変に疑問を持たない人」を求めているのではないか、と。
なるほど、ジェットスターと言えば、他の航空会社からのトランスファーが多く
年齢層も比較的高め。
エアライン業界以外でも、多様な経験、バックグラウンドを持った方々が多い印象です。
既卒を採用するメリットもデメリットも、どうやらその辺りにありそうですね(笑)
「会社のやり方に変に疑問を持たない 素直に従える」
これもまた一つの才能であり
◆小型機
◆国内線
◆短距離路線
の会社ではそんな才能も求めているのでは？と多くの教え子を見ていて感じます。
また、ジェットスターの様に、４０代、５０代の方も多く活躍する会社では
上記の様な思考、行動特性を持つ若い世代を求め始めているのかも知れませんね。
いずれにせよ、求められる人材像に合わせて自分を変えるのではなく
「自分を知る」「企業を知る」
という原点を忘れずにいきましょう。
